ないお店もあるって本当?キャバクラのノルマと罰金について教えます

ないお店もあるって本当?キャバクラのノルマと罰金について教えます

キャバクラのノルマって何?

この記事では、キャバクラで実際に課されていることが多いノルマについて解説いたします。
キャバクラでのノルマが不安な方は、ノルマがどのようなものなのか知ることから始めてみてください。

キャバクラにつきものなのがノルマです。
ノルマとは、一定の期間に決められた売上や指名数、同伴数などをこなさないといけないというお店のルールのようなもの。
全員に一律に課しているお店もあれば、前月の売上や人気の応じて、ノルマの数を増減させているお店もあります。

同伴ノルマ

同伴は、お客さんと外で待ち合わせをしてからお店に一緒に出勤すること。
同伴すれば必然的にお客さんをお店に連れてくることになりますし、同伴した人の指名に繋げることができるので、お店やキャバ嬢にとってはとてもメリットが大きいです。

だいたい月に2〜3回程度のところが多いですね。
お客さんから見ると、同伴は営業の一環というイメージが強いことから、よほど気に入っている子でなければ自ら同伴に立候補する方は少ないです。
同伴ノルマを達成するためには日頃から営業を怠らず、少しずつ同伴する流れに持っていくことを意識しなければいけません。

出勤日数ノルマ

週何日、月何日など出勤日数の最低ラインが決められている場合もあります。
特に体育会系のお店やストイックに売上を出していきたいお店では、厳しい出勤日数ノルマが課されている場合があり、それを達成しないとお店での居場所がだんだんと無くなっていく場合も。

キャバ嬢一本で働いていこうと思っている方にとっては、ネックになることは少ないかもしれませんが、昼間は別の仕事をしている方や学生さんにとっては大変かもしれません。
出勤日数ノルマがあるお店は、ノルマを達成すれば他のお店よりも高い時給で働ける場合もあります。
たくさん出勤しても生活に支障がない場合はおすすめです。

指名本数ノルマ

ノルマのあるお店の中では一般的な部類なのが、指名本数ノルマです。
週に何本、月に何本と指名本数に最低ラインが設けられていることを指し、指名されたら1本とカウントされ、お店の人気ランキングに反映されます。

指名本数ノルマは新人のうちから高いものを要求されることはありませんので、安心してください。
しかし、長く働いてある程度人気が出てきたら、だんだんとノルマの本数が多くなっていくかもしれません。
そのことから精神的に病んでしまう方もいます。

キャバクラの罰金って何?

ノルマと合わせて、キャバクラで働く上で不安を感じている方に多いのが罰金です。
何かお店にとって不利益になるようなことをした場合、罰金を徴収される決まりになっているお店もあります。

多くの場合は、その日のお給料から罰金が天引きするという形を取られます。
罰金を取られないようにお店の決まりについてはしっかり守ると同時に、あまりにも罰金が厳しいお店はブラックである可能性もあるので気をつけましょう。
以下では、罰金の中でも特に一般的なものについて解説いたします。

遅刻罰金

遅刻をしたら罰金を課される遅刻罰金は、一般的かもしれません。
1回の遅刻につき、数千円程度の罰金が科せられることが多いです。

特にキャバクラでは、毎日の出勤キャストについてSNSやホームページで大々的に告知をしています。
それを見て来店したお客さんが、目当てのキャバ嬢が遅刻したことによって会えずに帰ってしまったら、お店にとってはマイナスでしかありません。

遅刻厳禁である意味も込めて、罰金制度を採用しているお店が多いです。
とはいえ、電車の遅延や同伴のお客さんの都合で遅れてしまう場合など、やむを得ない事情で遅刻してしまう場合は許してくれることが多いです。
その場合は遅刻することを理由と一緒にあらかじめお店に連絡しておきましょう。

無断欠勤罰金

無断欠席は、遅刻よりももっと厳しい罰金を科せられます。
もちろん病欠や忌引きなどの場合は、事前連絡することによって罰金を免れることができ、お店によってはその日の何時までに欠席連絡をすれば大丈夫、ときっちり決められている場合も。

ただ、無断欠席となれば話は別です。
遅刻罰金と同じく、あなたの出勤を楽しみに来店するお客さんがいる可能性もあるので、無断欠席罰金については厳しい罰金が課せられます。
多くの場合、数万円程度の罰金と決められていたり、次の出勤日のお給料が罰金として全て徴収される場合もあるので気をつけましょう。

ノルマに対する罰金

遅刻や欠席については、自分がしっかりと気をつけておけば大丈夫ですが、ノルマが達成できなかった場合も、罰金になる可能性があります。
例えば、指名本数ノルマが数本達成できなかった場合、その本数につき数千円罰金が課されるなど。

ノルマに関しては、達成できる範囲の低いもので設定されるお店がほとんどですが、だからと言って接客をサボると達成することはできません。
ノルマがあるお店に入店した場合は、達成できるように、日頃から接客に力を入れなければいけないことがわかります。
また、ノルマが達成できなかった場合、罰金の他に次の月の時給を下げるなど、稼ぎに対するマイナスが加えられる場合もあります。

これに関しては出勤日数ノルマに対して課される場合が多いので、その場合も気をつけましょう。
どうせキャバクラで働くなら、できるだけたくさん稼ぎたいものですよね。

罰金やノルマがないお店もある?

ここまでノルマや罰金の話をしてきましたが、これを聞いてキャバクラで働くことに不安を感じた方もいるかもしれません。
ですが安心してください。

これらのノルマは最近ではないお店も多いです。
ノルマを課すことはお店の売上のことを考えると確かにメリットがあるかもしれませんが、ノルマがあることで不安になってキャバクラで働きたがらない人は増えます。
お店としては、働き手のキャバ嬢が集まらないことの方が損害です。

そのことから、最近では罰金やノルマがないお店も増えています。
特に愛知・名古屋ではキャバ嬢にのびのびと働いてもらうために、元から罰金やノルマを設定していないお店が多いです。
もちろん事前に確認しておくことは必要ですが、名古屋はノルマや罰金がないお店の選択肢が多いので、安心してお店選びをしてください。

まとめ

キャバクラのノルマや罰金について知っていただけましたか?
ご紹介したノルマのまとめがこちらです。

  • 同伴ノルマ:一定期間ごとの同伴の回数にノルマが決められている
  • 出勤日数ノルマ:決められた日数以上出勤しなければいけない
  • 指名本数ノルマ:実力に合わせて指名本数の最低ラインが決められる

このように、キャバクラのノルマはきっちりと決められているお店があり、そうしたお店ではノルマが達成できれば高収入に近づくことができます。
ただ、ノルマを達成できなかったり、シフトを守って出勤することができなければ、罰金を科せられる場合もあるので気をつけましょう。

一方で、愛知をはじめ、今ではノルマや罰金を廃止しているお店も多いです。
どうしても不安な方は、事前にお店に確認した上で、ノルマや罰金のないお店を選んで働いてみてくださいね。