fb_20131121_eyecatch O2O構築のために必要な7つの機能


前々回の記事では、「O2O型サービス・プロモーション・キャンペーン事例まとめ50選」という形で、O2O型サービスやキャンペーンを7つのタイプに分類し、それぞれの特徴と事例をまとめました。

O2Oを構築するにはある決まった機能を実装していることが必要となります。
そこで今回は、O2O施策を実施する上で欠かせない機能を7つに分類してご紹介します。

目次

O2Oに必要な機能①情報統合機能

店舗とECサイトでそれぞれ個別に管理していた顧客データ、購買情報、ポイント情報を統合データベースでシームレスに統合します。これにより、例えば過去の来店履歴あるいはECサイトのチェック履歴・購入履歴などから次の来店時期・購入時期を予測し、その顧客が興味を持ちそうな商品のクーポンをメールで送るなどの来店販促が可能となります。
また、実店舗で現在売れている商品AとECサイト上でじわじわ売れており、口コミも集まってきている商品Bの組み合わせを分析し、「商品Aを持っているが、商品Bは持っていない顧客」を抽出してポイントアップの割引セールを案内するなど、アップセルやクロスセルの販促施策が可能となります。

O2Oに必要な機能②POS連動・在庫連動機能

リアル店舗をメインにしつつ、ECサイトも運営されているお客様の場合、リアル店舗ではPOSシステムを導入されていることが多くあります。商品情報、販売情報、在庫情報はPOSシステムを基準として管理するため、ネットショップにおける商品の販売情報や、顧客の検索状況、さらにはSNSでのシェア状況などの情報を連携する必要があります。POSシステムとECサイトを連携することで、ECサイト上からお店の在庫情報を見ることができたり、ECサイトで購入した商品を店舗で受け取ったりすることができるようになります。
さらに、リアルタイムでの連動をすることで、お客様の過去の購買状況・検討状況・SNSでのシェアなどの分析やお客様へのレコメンドなどを即座に行うことができます。

O2Oに必要な機能③スマホ・タブレット対応機能

2013年5月9日に出された、「Mobile In-Store Research」の調査報告によると、スマートフォンユーザーの79%が「ショッピングにスマートフォンを利用している」と回答し、さらに来店時のショッピングでもスマートフォンを活用していると答えたユーザーも多数にのぼったという回答がでました。
ショッピングにおいて大きな役割を担いつつあるスマートフォンやタブレットにECサイトが対応していくことはO2Oを構築する上で外すことのできない機能です。

O2Oに必要な機能④SNS連携機能

オンライン上で欲しい商品の情報を検索し、実店舗へ出向いてその商品を購入、その使用感など商品レビューをSNSに投稿するなど、オンラインとオフラインを行き来する生活者が増加しています。こうした動きに的確に対応するために、ECサイト及びリアル店舗相互において、EC上においてはソーシャルボタンの設置やカスタマーレビュー記入欄の設置、実店舗においてはQRコードやスマートフォンでSNSアプリを使用するなど、SNSとの連携をしていくことが必要です。

O2Oに必要な機能⑤メール配信機能

従来のダイレクトメールからEメールに変えることで、“顧客へのタイムリーなリーチ”が実現できます。さらに、消費者を嗜好に合わせてセグメントし、一人ひとりのニーズにきめ細やかに対応することも容易になり、消費者の何らかのアクションに呼応する形でメールを送ってコミュニケーションを深めることができるようになっています。O2O施策構築には必須の機能です。

O2Oに必要な機能⑥クーポン機能

お店に来店するだけでクーポンがもらえるスマートフォンアプリを利用して来店し、クーポをもらう機能や、ゲームをクリアするとクーポンがもらえる機能など、来店促進及び販売促進に欠かせないのがこうしたクーポン機能です。クーポン機能をECサイトとリアル店舗、さらには先にご紹介したSNSやメールなど様々な場所で活用することで、顧客誘引の材料にもなり、口コミを育てやすくなります。また、クーポンを取得するまでの過程をゲームとして楽しむことができ、人と競ったり、コレクトして楽しむなど「ゲーミフィケーションとしての効果もうまれます。

O2Oに必要な機能⑦サンプリング機能

例えば化粧品やサプリメントなどの実際に手に取ることができないオンライン上の商品の一部をサンプルとして提供することで、その化粧品やサプリメントが体にマッチしているかを体験することができ、継続して購入していくべきかの購買決定の動機を作ることができます。また、サンプル商品を無料でもらえるので、お客様にお得感や特別感を得ていただくことができ、購入意欲の促進にもつながります。

まとめ

以上7つの機能をご紹介させていただきました。
小売の方でO2Oを構築したい方はまずはこの7つをチェックしてみてはいかがでしょうか?

本日の日経新聞に「スマホで撮影した商品宅配 イオン、ネット直結戦略 」という記事が載っていました。
イオングループだけでなく、セブン&アイホールディングスもグループ全社をあげてO2O、オムニチャネルに取り組むことを発表しています。

前回の記事でも書かせていただきましたが、今後はO2Oだけでなく、店舗、ECサイト、スマホなどすべてのチャネルを連携させて顧客にアプローチする「オムニチャネル」戦略に取り組む企業の事例が日本でも増えてくることでしょう。

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